包茎コラム

包茎手術6つの術式とそれぞれの特長を元カウンセラーが解説

包茎手術クリニックのWebサイトを見ていると、様々な名前の治療法が出てきます。

特によく目にする術式として以下の6つがあります。

  • 環状切開術(かんじょうせっかいじゅつ)
  • 亀頭直下埋没法(きとうちょっかまいぼつほう)
  • 根部切開法(こんぶせっかいほう)
  • 背面切開術(はいめんせっかいじゅつ)
  • 切らない包茎手術
  • クリニック独自の名称がついたもの

それぞれの術式の特長やメリット・デメリット、費用の目安について元カウンセラーが解説します。

また、手術後の見た目や機能向上を目的としたオプション治療についても解説します。

環状切開術(かんじょうせっかいじゅつ)とは?

環状切開による包茎手術のビフォー・アフターイラスト。余分な包皮を環状にメスで切除し縫合する。縫い目を境に内板と外板でツートンカラーになる。

環状切除術と呼ばれることもある、包茎手術の最も基本的な術式です。ほとんどの包茎手術はこの方法で行われます。

手術内容としては、余剰な包皮の量を測定して切除するラインにペンで印をつけ、陰茎の外周に沿って環状に切除します。この時に“クランプ”と呼ばれる器具を使用することもあります。

環状切開術のメリット

余分な包皮を切除し亀頭を露出させるため、ほぼ確実に包茎を解消することが出来ます。また、他の術式と比べて治療費が安価です。

手術時間はおよそ30分程度で、日帰りでの手術が可能です。

環状切開術のデメリット

クランプと呼ばれる器具を使った手術(クランプ法)の場合、切除後の縫合ラインが陰茎中心付近となります。そのため、違和感のあるツートンカラーの見た目になってしまいます。

手術後は約4週間、性行為・自慰行為ともに控える必要があるなど、ダウンタイムが長いです。

環状切開術の費用の目安

自由診療のクリニックだと5万円前後というクリニックが多いです。

真正包茎・カントン包茎の方は、泌尿器科で健康保険が適用されます。その場合の費用は1万円~2万円程度です。

亀頭直下埋没法(きとうちょっかまいぼつほう)とは?

環状切開による包茎手術のビフォー・アフターイラスト。余分な包皮を環状にメスで切除し縫合する。縫い目を境に内板と外板でツートンカラーになる。

亀頭直下埋没法とは、環状切開術にて包皮を切除した後、包皮の内板と外板を縫合を亀頭直下の位置で行うことで、手術痕を目立たなくする方法です。ツートンカラーの見た目を回避することが出来ます。

現在、ほぼ全ての自由診療クリニックで採用されている方法です。

亀頭直下埋没法のメリット

手術後の陰茎がツートンカラーにならず自然な見た目になります。

余分な包皮を切除し亀頭を露出させるため、ほぼ確実に包茎を解消することが出来ます。

手術時間はおよそ30分程度で、日帰りでの手術が可能です。

亀頭直下埋没法のデメリット

手作業での手術となるため、クランプ法の環状切開術と比べて費用が若干高くなります。

手術後は約4週間、性行為・自慰行為ともに控える必要があるなど、ダウンタイムが長いです。

亀頭直下埋没法の費用の目安

環状切開術の費用(約5万円)に5万円~10万円程度プラスされた金額です。

根部切開法(こんぶせっかいほう)とは?

根部切開法による包茎手術のビフォー・アフターイラスト。余分な包皮を陰茎根部で切除し縫合する。縫い目は陰毛に隠れて目立たない。また、陰茎部分は自然な露茎と同じグラデーションになる。

根部切除法は、陰茎の根部(付け根付近)から余分な包皮を切除し包茎を解消する方法です。

クリニックによってはバックカット法と呼ばれる場合もあります。

根部切開法のメリット

切除後の縫合痕が陰毛に隠れて目立ちません。また、亀頭の下から陰茎中心部の色合いは自然に剥けている人と同じ自然なグラデーションになります。

また、性感帯が集まるとも言われる小帯(裏すじ)や内板を削除しませんので、性行為の感度が低下する恐れもありません。

根部切開法のデメリット

根部切開法が可能なのは痛みを伴わず容易に包皮が剥ける仮性包茎の方だけです。仮性包茎であっても、亀頭の出口である包皮輪に絞扼(こうやく)があり狭く締め付けのある場合は困難です。

また、余っている皮の量が多い仮性包茎の場合、根部切開法では亀頭を露出させるための必要十分な量が切除できない恐れがあり、その場合も困難です。

根部切開法の費用の目安

環状切開術と比べて高額です。費用は約20万円~30万円程度になります。

背面切開術(はいめんせっかいじゅつ)とは?

背面切開術による包茎手術のビフォー・アフターイラスト。余分な陰茎の背側で縦に切開し左右に拡げ、横のラインで縫合する。

背面切開術は、亀頭を露出した状態で、亀頭の出口である包皮口の部分へ縦にメスを入れ、切開部分を横に開いて縫合する方法です。

基本的に子供向けの治療法です。今後成長し大きくなる子供に対して環状切開術で手術した場合、大きくなって皮が不足する可能性があります。それを防ぐために子供に対しては背面切開術で治療することがほとんどです。

一方、成長しきった大人に対して背面切開術を施しても包茎は解消されることは基本的にありません。

背面切開術のメリット

包皮が剥けるようになり、包皮内部を清潔に保つことが出来て病気のリスクを低減できる。

背面切開術のデメリット

縫合した部分だけ皮が余剰するため、いびつな形になってしまいます。また、包皮を切除するわけではないため、常時亀頭が露出する状態にはなりません。

一か所を切開するだけで包皮口の絞扼(こうやく)を完全に解消することは困難です。あくまでも子供向けの一時しのぎの方法と言えます。

背面切開術の費用の目安

基本的には泌尿器科で行う手術であり、健康保険が適用されます。

切らない包茎手術とは?

切らないという名称のとおり、メスを一切使用しない治療法です。包皮を剥いて亀頭を露出させ、余分な包皮を陰茎の根本に寄せて糸で固定します。

容易に包皮を剥くことが出来る仮性包茎の方向けの手術です。

切らない包茎手術のメリット

メスで切除しないので手術時、手術後の痛みが少なく、また手術後のダウンタイムが短くて済みます。

亀頭の下から陰茎中心部の色合いは自然に剥けている人と同じ自然なグラデーションになります。

性感帯が集まるとも言われる小帯(裏すじ)や内板を削除しませんので、性行為の感度が低下する恐れもありません。

切らない包茎手術のデメリット

余分な包皮を切除する手術ではないため、皮余りの多い包茎の場合は包茎が解消されません。または、性行為や自慰行為の摩擦で元に戻ってしまうことがあります。

小帯部分や陰茎の中心付近に傷痕がなく自然な見た目である反面、陰茎の根本は寄せ集めた余剰の包皮でだぶついた不自然な見た目になります。

切らない包茎手術の費用の目安

切る手術と比べて手術時間も短く、費用も3万円~5万円程度です。

クリニック独自の名称がついたもの

包茎手術を行っている各自由診療クリニックのWebサイトを見ていると、ここで紹介していない名称の術式が登場します。それらはクリニック独自の名称がつけられた治療法です。

基本的には亀頭直下埋没法の環状切開術ですが、より自然な見た目にデザインをするなどの違いです。

一例として以下のような術式があります。

  • ABCクリニック…TVカット(美容特殊)
  • メンズライフクリニック…ハイパーVカット
  • 上野クリニック…複合曲線作図法
  • ATOMクリニック…Narumi式美容包茎手術

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